陸マイラー必携!年間216000マイルを生み出すソラチカカード
年間21.6万ANAマイルを貯める。そのために、最も重要となる、ソラチカカード「ANA To Me CARD PASMO JCB」について、どのようなカードなのかをまとめました。
〇ソラチカカードとは
ソラチカカードは「ANA To Me CARD PASMO JCB」の愛称です。「To Me CARD」と「PASMO」が付く以下の2枚のそっくりさんがいますが、お間違いないように注意してください。
To Me CARD ゴールド
To Me CARD Prime PASMO
PASMOは付いていませんが、ソラチカカードと似ている一般カードもあります。
To Me CARD 一般カード
〇ソラチカカードの基本情報
ソラチカカードの基本情報をまとめました。日常でPASMOを使っている方には使えるカードになりますが、海外旅行傷害保険も傷害が0円なので、無料カードにも劣る内容です。ですので、PASMOを使わない方はこのカードを日常で使うメリットはありません。いわゆる「死蔵カード」ってやつですね。タイトルには「必携」としましたが、常に携帯する必要はないです。
PASMO機能 | あり |
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定期券搭載 | 可能 |
PASMOオートチャージ機能 | あり |
年会費 | 初年度無料(2016年10月現在) 次年度以降 2,000円(税別) |
決済時のマイル還元率 | 基本1% (年間300万円以上決済で翌年から最大1.225%) |
ETCカード/ QUIC Pay PiTaPa/ プラスEX |
可能 |
乗車ポイント | 平日5メトロポイント 休日15メトロポイント |
電子マネーポイント | 自販機:100円(税込)利用毎 1ポイント 店舗:200円(税込)利用毎 1ポイント |
海外旅行傷害保険 | 死亡後遺障害1,000万円 傷害・疾病治療 0円 |
ポイントコース | マルチポイントコース 5マイル マイル自動移行コース 5マイル マルチポイントコース 10マイル マイル自動移行コース 10マイル |
申し込み時にどれを選んでよいのか迷うのが「ポイントコース」です。これについては、「マルチポイントコース5マイル」が正解です。10マイルコースは年会費 が年間5400円かかります。
〇ソラチカカードを使う理由
なぜ、ソラチカカードを使うのか?なぜなら、ソラチカカードのポイント「メトロポイント」はANAマイルへの交換率が0.9倍だからなんです。
「0.9倍だと損するじゃん?」と思ったあなた!一般的なポイントサイトやクレジットカードからANAマイルへの交換は0.5倍が基本なんです。先述の「To Me CARD ゴールド」でも0.6倍しかありません。ですので、0.9倍というソラチカカードは非常にお得なんですよ。
〇ソラチカカードの弱点
ソラチカカードのメトロポイントは非常にお得だと書きましたが、メトロポイントにも弱点があります。
1.移行ポイントの上限
1ヵ月に20000ポイントしか移行できないんです。20000ポイントはANAマイルに移行すると18000マイル。それを12ヵ月継続すると
18000マイル × 12ヵ月 = 216000マイル
となります。移行マイル数に上限はありますが、それでも年間20万マイルを貯めることができるので素晴らしいですね。参考までに、20万マイルをクレジットカードのみで貯めようとした場合、大よそ2000万円の決済が必要です。自営で商売をやってる方くらいしか達成できない数字ですね。
私は4月から陸マイラーをはじめて、5月上旬までにメトロポイントを20000ポイント貯めました。5月15日までに申請したので、6月分よりANAマイルへ移行されています。6月から9月までのマイル移行状況ですが、だいたい毎月10日前後にANAマイルへ移行されていますね。4ヵ月で合計72000マイル移行できました。
2.ポイント移行に時間がかかる
多くのポイントサイトでは、他のポイントへの移行は即日~1週間以内がほとんどです。しかし、メトロポイントからANAマイルへの移行は約1ヵ月かかります。正確には、当月15日締めの翌月10日頃に移行完了です。ポイント移行完了までは次のポイント以降申請ができませんので、毎月10日~15日にポイント移行手続きを行う手間があります。
〇まとめ
ANAマイルを効率よく貯めるのに、ソラチカカードは最も重要なカードです。クレジットカードは審査の都合上、1ヵ月に1枚程度に留めるべきですので、最初にポイントを貯めるときは、ポイントの大きいFX案件や反映の早い外食案件などを行いましょう。
どのクレジットカードよりもソラチカカードを最優先で発行することをお勧めします。