リゾートマイラーの旅ブログ

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海外旅行にタクシーいらずのUberは便利!メリットとか利用実績とか

2017年12月末に、バンコクシンガポールへ旅行した際、Uberを使ってみました。

Uberは、自動車配車アプリのこと。いわゆるタクシーを呼ぶのと同じ感覚です。

海外のタクシーは、現地語しか通じなかったり、大きな紙幣しかもっていないとおつりがないと言われたりと不安要素が多いですが、Uberはそれらを解消してくれました。

最初は胡散臭いなと思って利用していなかったUberシンガポールバンコクでは思いのほか便利に利用できました。まだ利用したことのない方は、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

Uberとは

アメリカ合衆国の企業、『Uber Technologies, Inc.(ウーバー・テクノロジーズ)』が提供する、自動配車ウエブサイト及び配車アプリのことです。現在は世界70か国、450都市以上で展開しています。

Uber - Wikipedia

 

日本では、2014年8月にサービスが開始しましたが、「自家用車による運送サービスは白タク行為に当たる」という国交省からの指導を受けて、2015年3月にサービスを中止しています。

その他、タクシー会社が撤退して、高齢者の移動手段がなくなってしまった京都府京丹後市丹後町が、公共交通空白地有償輸送「ささえ合い交通」の名称でUberシステムが利用されています。日本は白タク行為に厳しいため、こういった地域活動としてUberが活用されていくのかもしれません。

京丹後市がUberの仕組みを採用、移動弱者救済に向け有償輸送 | 新・公民連携最前線 PPPまちづくり

 

海外でUberを使う理由

 

車の移動が必要なら、タクシーでいいんじゃないの?以前、私はそう思っていました。

もちろん、海外にもタクシーはあります。でも、タクシーを利用するには、目的地を伝えたり料金を支払ったりと、車内でやることがたくさんあります。場合によっては、わざと遠回りしたり、メーターを改造して料金を多く徴収する、いわゆる「ぼったくりタクシー」に対処することになります。*1もちろん日本語は通じません。慣れない海外で対応しなくてはいけないことがたくさんあります。

 

Uberの登録

以下のリンク先より登録すると、1回最大1500円分相当の乗車が無料となります。Uberを試してみるには絶好の機会ですね。未登録の方は是非どうぞ。

Uberの登録

 

 

 

Uberが便利なことを理解していただくには、Uberとタクシーとの異なる点を挙げれば、理解できると思います。

 

Uberとタクシーの相違点

 

①配車から目的地の指定までアプリで完結

Uberでもタクシーでも、乗車するには乗りたい場所まで来てもらう必要があります。海外では、繁華街を除き、流しのタクシーは走っていません。というか、流しのタクシーは料金をふっかけてくるぼったくりタクシーだったことがありました(もちろん、優良タクシーもいます)。

また、乗車後に自分の行きたい目的地を伝えます。

目的地名について、日本のガイドブックに乗っている名前と、現地ドライバーが理解している名前で異なることがあります。なぜなら、旅行者はガイドブックの地図や目的地の紹介ページをイメージするのに対し、ドライバーは道から見えた外観で理解しているからです。

こういった理解の相違は、地図で目的地を示してくれるUberなら心配ご無用です。

 

②料金の概算が乗車前にわかる

 

通常、タクシーは実際に走ってみないと利用料金がわかりません。これ、私がタクシーを使うのに躊躇する理由の一つです。海外ではぼったくり被害にあわないため、ホテルのベルボーイに目安を聞いたりします。

それに対してUberは、配車予約時に経路と需要から料金の概算が表示されます。これなら安心ですね。

 

 

③料金の支払いはクレジットカード決済

 

タクシーは高額紙幣で払うことができないから、少額の現金を持っておきましょう。ガイドブック等で読んだことはありませんか?

ドライバーが大金を持っていないのは、偽造紙幣対策もあると思いますが、それだけドライバーの収入が少ないということも影響しているようです。例えば、バンコクのタクシーの1日の売り上げは1000〜2000バーツほどとのこと。その売り上げを理解していれば、1000バーツのおつりを常に持っているわけじゃないこと、理解できますね。

 

その点、Uberならクレジットカードによる決済のため、その場で支払うことはありません。稀に経験の浅いドライバーがチップなどを要求して来るようですが、一切拒否して問題ないです。

 

Uberに対するクレームもアプリで完結

タクシーやUberに限らないのですが、いろいろなサービスを利用して最も困るのが、何か問題が起きたときです。

Uberでは、ユーザーだけでなくドライバーからもキャンセルが可能で、キャンセル費用が発生することがあります。そのキャンセル費用に納得がいかない場合、クレームとしてヘルプ機能があり、キャンセル費用がキャッシュバックされる仕組みとなっています。私も一度クレームを出してキャッシュバックを受けました。ユーザー保護の仕組みがあるのは安心ですね。

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⑤加算料金の仕組みがタクシーとは異なる

これはUberが良いというよりは、タクシーとの美味い使い分けがお勧めな内容です。

タクシーは一般的にラッシュアワーや深夜に加算料金が発生します。

例えば、シンガポールだとこんな感じ。

深夜料金:24時~6時に25~50%の割増料金

ホテルなどでの乗り降り:3~4ドルの追加料金

月~土曜の17時~24時の間に中央商業地区を走ると3ドル加算

平日の6時~9時半と18~24時の間のラッシュアワーでは25%の割増料金

 くわしくはこちらのサイトで計算できるので、検索してみてください。

 

一方で、Uberは一律の時間で決まるのではなく、ドライバーに対して利用者がどれだけいるのか、いわゆる需要と供給の関係で、利用者が多くなると加算料金が発生します。そのため、いつが高いということは言えず、検索してみるしかないのですが、私が5日間で20回ほど検索した限りでは、早朝(4~6時)と夕方(16~19時)は加算料金が発生していました。

 

 

Uberを使うときの注意事項

 

便利なUberですが、注意事項を守らないと乗車できないなど後悔します。利用前に十分に理解しておきましょう。

 

①近くにいないと配車できない

 

最大のデメリット、Uberが走っていないと利用できません。利用者が多い地域はUberがたくさん走っていますが、田舎に行くとUberはほとんどいないです。とはいえ、だいぶ普及してきましたので、一般的に観光客がいるところにはUberが走っているようです。

Uberがダメならタクシーを呼べばいいだけではありますけどね。

 

②5人以上は主流のUberXを使えない(ひと手間必要)

 

大人は4人までと決まっているので、それを超える場合は5人以上乗れる車を呼ぶことになります。その車は台数が少ないので、タイミングが悪いとなかなか来てくれません。

また、2台以上のUberは呼ぶことができないです。

2台必要な場合は、2つのスマホにアプリを登録する必要がありますね。

 

スマホのバッテリーが切れると使えない

 

Uberスマホ完結型です。スマホだけで配車から支払いまで行える一方で、スマホがないと何もできません。スマホの充電は確実にしておきましょう。モバイルバッテリーを持参するのもいいと思います。

 

 

私の利用実績(Uberとタクシー)

 

ここからは、私がUberを利用した実績についてご紹介します。

私はバンコクシンガポールで利用しました。乗車したのは、大人2名と1歳の乳児を含む子供3名、合計5名です。

 

バンコクでの利用

 

バンコクでは、Uber3回とタクシー1回を利用しました。結論としてタクシーのほうが1割ほど安かったです。ただし、バンコクのタクシーは、トゥクトゥクほどではないにしろぼったくりタクシーがいるとの情報があり、小銭不要の明瞭会計なのは安心でした。

2017年12月末の時点で、1バーツ3.5円ほどでした。

 

スワンナプーム国際空港⇒インターコンチネンタルバンコク

空港からホテルまでの利用です。

30キロを80分、300バーツ。途中まで高速を利用しましたが、料金所の手前で降りたのか、料金所を通過していないので、高速料金が発生していません。その分、かなり時間がかかっています。

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②インターコンチネンタルバンコクスワンナプーム国際空港

 

ホテルから空港まで。このときは、配車予約を利用してみました。

結果、ホテル前の道が渋滞していたのと、若干乗車位置がずれていたのとで、ドライバーと会うことができませんでした。ただ、配車予約の場合は5分間ドライバーが待つことになっていたのですが、1分も待たずにキャンセルされたので、クレームを申請し、45バーツ戻ってきています。

タクシーの移動はホテル前に待機していたタクシーを利用し、メーター料金245バーツ、高速料金75バーツで合計320バーツ、30分で到着しました。

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スワンナプーム国際空港⇒クラウンプラザバンコク

 

空港からホテルまでの移動です。

距離34キロで35分、375バーツでした。

前回戻ってきたキャンセル代が充てられたため、330バーツになっています。

 

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クラウンプラザバンコクスワンナプーム国際空港

 

ホテルから空港まで。朝7時半に利用したところ、需要が多かったのか追加料金が発生したようです(300バーツ→350バーツ)。それでも35キロを30分、425バーツですので、バンコクは安いですね。安全運転のドライバーさんでしたが、30分で付くことができました。

 

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シンガポールでの利用

 

シンガポールでは、Uberを4回、タクシーを2回利用しました。

乗用車のルールが厳しいのか、Uberでは何度か乗車を断られました。ドライバーとのやり取りからおそらく、定員オーバー(UberXは1~4名)チャイルドシートなし、のようです。しかし、タクシーはすべて乗車OKだったので、なぜ乗車拒否だったのか、正直よくわかりません。Uberも別の車を配車するとOKだったりするので、ドライバーの判断もあるのかもしれませんね。

2017年12月の時点で1シンガポールドル=84円ほど。

 

①インターコンチネンタルシンガポールシンガポール動物園

 

ホテルから動物園まで利用しました。26キロを30分弱、21ドルです。

 

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シンガポール動物園⇒インターコンチネンタルシンガポール

 

シンガポール動物園からホテルまでは、タクシーを利用しました。

15時頃に利用し、所要時間は30分で料金は21.5ドル。加算料金のかからない時間だったのもあり、Uberとほぼ同じ料金でした。もし、25%加算されるラッシュアワーに乗るのであれば、5ドル以上加算されるので、Uberのほうがお得になりますね。

 

 

③インターコンチネンタルシンガポール⇒レッドハウス プリンセプ店

 

ホテルからレストランまで、1キロ足らずですがかなり暑かったので利用してみました。800mを7分かけて走り、料金7ドル。クーラーがあって涼しかったのはよいですが、ちょっと割高ですね。このときも加算料金が発生していました。

 

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④インターコンチネンタルシンガポールセントーサ島

 

ホテルからリゾートエリアのセントーサ島まで。Uberを手配しましたが、1台目はチャイルドシートがないから、2台目は定員オーバーだからという理由で断られました。

 

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仕方なく、タクシーを使用することに。

朝9時40分でやや混みつつもタクシーは20分、11.5ドルでした。セントーサ島に入島する費用が2~6ドル発生するというブログをよく見かけますが、入島料は発生しませんでした。さらに、9時30分以降にタクシーに乗ったため、加算料金も発生しませんでした。混雑時間以外はタクシー利用も安くていいですね。

 

 

セントーサ島マーライオン公園

 

セントーサ島からマーライオン公園(Raffles Placeのタクシースタンド)はタクシーを利用しました。

タクシーは15分で8.6ドルに加算料金3ドルが加わり、11.6ドルでした。この加算料金は何なのか不明ですが、おそらく入島料かホテルからのチャージ扱いなのだと思います。

 

 

⑥ティラミスヒーロー⇒インターコンチネンタルシンガポール

 

ティラミスヒーローへティラミスを食べに行った際、ホテルへの帰りにUberを利用しました。シンガポール発の日本でも話題のティラミスですね。

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距離は2キロちょっとで11分、加算料金を加えて8.36ドルでした。4人で地下鉄に乗っても6ドルかかりますので、そんなに高くはないですね。ティラミスヒーロー周辺にはUberがたくさん走っていました。

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⑦インターコンチネンタルシンガポールチャンギ空港

 

日本へ帰国する際、ホテルから空港までUberを利用しました。

早朝で空いていたのもあって、18キロを15分足らず、16ドルでした。Uberでも混雑時間でしたが、10分ずらしたら加算料金が発生しなくなりました。時間に急いでいない場合は、時間をずらすのも手ですね。

タクシーだと加算料金が発生する時間帯ですので、20ドル以上かかったと思います。早朝深夜のこの区間だと、Uberの圧勝ですね。

 

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まとめ

初めて使ってみたUber、思いのほか快適でした。私の利用した限りは、タクシーと比べて、特別に割高感はありませんが、近距離はタクシーのほうがお得かもしれません。大きなスーツケースを持って空港へ向かうときには便利ですね。ただ、4人が4人とも大きなスーツケースを持っていると、車に乗り切れない可能性があるので注意してください。

いろいろな不安がある海外旅行、移動手段が安心できると楽しい旅行ができますね。まだ使ったことがない方、ぜひ一度使ってみてください。 

 

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Uberの登録

以下のリンク先より登録すると、1回最大1500円分相当の乗車が無料となります。Uberを試してみるには絶好の機会ですね。未登録の方は是非どうぞ。

 

登録して無料乗車券ゲット

 

*1:現在はGoogle Mapを活用することで、遠回りは概ね回避可能です。