ホーチミン国際空港のアプリコットラウンジ訪問記
2017年10月某日。
ホーチミン国際空港には、JALのJGC保有者、またはビジネスクラス利用者が使えるJAL指定ラウンジとしてApricot Lounge「ROSE Lounge(ローズラウンジ)」と「APRICOT Lounge(アプリコットラウンジ)」の2か所があります。
私は旅行の帰国時にホーチミン国際空港の「APRICOT Lounge(アプリコットラウンジ)」を利用しました。
今回はその「APRICOT Lounge(アプリコットラウンジ)」の訪問記です。シャワーの使い勝手は微妙でしたが、ホットミールは充実していて、快適でした。
アプリコットラウンジの場所と営業時間
JAL指定ラウンジのアプリコットラウンジはホーチミン国際空港の保安検査及びイミグレを抜けてすぐの場所にあります。
アプリコットラウンジ指定のエアライン
アプリコットラウンジが指定ラウンジとなっているエアラインはこちら。
〇キャセイパシフィック
〇JAL
〇マレーシア航空
〇フィンエア
キャセイパシフィックからフィンエアまではワンワールド加盟のエアラインですね。
驚きなのはベトジェットエアの指定ラウンジになっていること。
ベトジェットエアは「SKYBOSS」と呼ばれる航空券種を購入すれば、このラウンジが利用できます。
アプリコットラウンジを利用できるJAL搭乗者
JAL便を利用する場合のアプリコットラウンジを利用できるのは以下の会員です。
〇本人及び同行者1名
*APRICOTもROSEも資格は同じです。
*クリスタル会員は利用できません。
アプリコットラウンジはJALのラウンジクーポンを利用すると、追加で2名までラウンジを利用することができます。
※JMBダイヤモンド、JGCプレミア、JMBサファイア、JALグローバルクラブのお客さまの2人目~3人目のご同行者さまは、ラウンジクーポンのご提示でラウンジのご利用が可能です。
〇本人のみ
ファーストクラス、ビジネスクラス利用者。
*アプリコットラウンジもローズラウンジも資格は同じです。
*プレミアムエコノミークラス利用者は利用資格がありません。
基本情報がわかったところで、ここからが訪問記です。
アプリコットラウンジ訪問記
アプリコットラウンジ入室
イミグレを通過してすぐにある、アプリコットラウンジにやってきました。
アプリコットラウンジを利用するには、チェックインカウンターで頂くラウンジクーポンを手渡します。
ラウンジクーポンでの運用は多くの空港でありますが、香港国際空港のように、「別のラウンジを使いたい」と言っても、「それはダメだ、どちらか1つのラウンジしか使えない」とはっきり言われます。ローズラウンジへ行って聞いてみましたが、同じ回答でした。
さっそくラウンジに入室します。
ベトナム時刻で21時頃。けっこうガラガラです。
ベトナム航空は別のラウンジだし、スターアライアンスはこのラウンジを使えないからでしょうか。
別の角度から。ちょっと見にくいのですが、奥の突き当りにマッサージ機らしきものが見えました。
アプリコットラウンジの食事
それでは、このラウンジの食事をご紹介。
右がバインミー、左がチキンカレーです。
バインミーは自分自身で作る、セルフサービスですね。
左はいわゆるチャーハン。
右はビーフシチュー。
どちらもけっこう美味しかったです。
スパゲッティとミートソースですね。これはどこにでもありそうなので食べてません。
焼きそばですが、細麺です。
なんというか、そうめんを焼きそば風にアレンジしたみたいな感じでした。私はこういうの大好きです。
奥にはこっそりゆで卵がおいてあります。
みそ汁とおかゆ。
まさかベトナムで豆腐が入ったみそ汁があるとは思いませんでした。
JAL指定ラウンジだからでしょうか?
Spring rolls。いわゆる春巻きです。日本のと違って、薄い皮が何層にも巻いてありました。サラダは少なめ、巻き寿司もありますね。
フォーがご自身で作れます。
うーん、なんだっけ?
南国に来たら、やっぱりフルーツですよね。
パンの種類はイマイチでした。
シリアルとコーヒー。
ワインと紅茶が並んでいます。
ソフトドリンクとお菓子。
ビールたちはカウンター下にある冷蔵庫に入っています。
食べたいものを取ってきました。ビールと一緒にいただきます。
やっぱりベトナムの締めはフォーですね。
帰国直前までベトナムを食べます。
そんなこと気にしません!
アプリコットラウンジのシャワー
深夜便なので、ラウンジでシャワーを使います。
アプリコットラウンジにあって、ローズラウンジにないもの、それがシャワールームです。
シャワーはトイレの一番奥にあります。
トイレの中の写真は差し控えて、シャワールームの様子。
必要最小限が置いてあって、ものすごくシンプルです。
上にあるのはシャンプーとボディソープです。コンディショナーはありませんでした。女性用にはあるのかな?
当然、バスタオルとタオルは常備されています。
下には衣服を入れるかごがありました。
ひねるハンドルは2つあるのですが、どちらが温水なのか書いてありません。
また、温水の温度は低めでした。ベトナムで熱いシャワーを浴びる人はいないのでしょうか。
もしかしたら、誰も使ってなくて、温水が出るまでに時間がかかっただけかもしれませんね。
シャワールーム内にはドライヤーがありませんでした。
困ったな~とシャワールームを出て、トイレの洗面台に行ってみると、、
ありました。
でも、なぜかコードがぶらぶら。。。。。
近くにはコンセントがありません。
これ、どう見ても使えませんよね。明らかな設計ミスじゃないでしょうか。
まとめ
ホーチミン国際空港のアプリコットラウンジは、フードメニューがけっこう充実していました。これだけあれば、お腹いっぱいになるのではないでしょうか。
ちょっと残念だったのが、シャワールーム。アメニティはほとんどなく、ドライヤーがない。髪の長い女性にはちょっとお勧めしにくいかも。女性のトイレには入っていませんが、同じような設計だと思います。
ただ、ベトナムはタイやシンガポールと同じく年中暑い国ですので、深夜便に乗り込む前に汗を流すことができると思えば、良いかもしれません。
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