リゾートマイラーの旅ブログ

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プレミアムメンバー事前サービスを受けるメリット~ダイバー目線で考える~

私は2018年のANAプラチナメンバーになるべく、2017年1月からSFC修行僧になりました。当初は1~3月にスタートダッシュするものの、結局は1年かけて50000プレミアムポイント(PP)を獲得する予定でした。ところが、「事前サービス」というものを知って以来、このまま3月中に50000PPに到達してしまうべきじゃないのか、とても悩んでいます。そこで、ダイバー目線も入れて、事前サービスを含めたプレミアムメンバーについてまとめてみました。このまとめを参考に、私の修行ペースを考えていきたいと思います。

 

 

ANAプレミアムメンバー事前サービスってなに?

SFCカードを取得する条件は年間50000PPを獲得する必要があります。

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私は2月中旬までに30000PP近くまで獲得する予定です。あと1ヵ月弱で20000PPを獲得すると、どんなメリットがあるのでしょうか。各ステイタスのプレミアムメンバー特典と合わせてまとめてみます。この中で、赤字となっているのが事前プレミアム到達時の特典です。ちなみに、2017年12月までにプラチナ資格である50000PPへ到達予定の私の場合、2018年3月までが事前プレミアム(事前プラチナ)です。特典番号は便宜上付けただけで、特に意味はありません。

 

プレミアムメンバー特典ブロンズプラチナダイヤモンド
1 プレミアムメンバー
専用サービスデスク
2 スターアライアンスメンバー
ラウンジのご利用
*1 *2
3 コンシェルジュサービス × ×
4 アップグレードポイントによる
座席クラスのアップグレード
*3
5 プレミアムエコノミーへの変更 ×
6 国内線予約の先行受付 ×
7 国内線座席指定の優先
8 予約時の空席待ちの優先
9 特典航空券の優先 × 国際線のみ
10 国際線手数料の免除 × ×
11 優先チェックインカウンター *4
12 手荷物受け取りの優先 ×
13 手荷物許容量の優待 国際線のみ
14 専用保安検査場の利用 ×
15 優先搭乗の案内 ×
16 空港での空席待ちの優先取り扱い
17 マイカー・バレーの優待(成田空港) ×
18 羽田空港駐車場の優先予約 ×
19 香港国際空港の優先レーン
20 アップグレードポイント
21 フライトボーナスマイル 40-50% 90-100% 115-125%
22 フライトボーナスマイル(本プラチナ) 上記+5% 上記+5% 上記+5%
23 ANAゴールドカード / ANAカード
プレミアム特別ボーナスマイル
24 マイルの有効期限の延長 × ×
25 マイルからANA SKY コインへ
特別倍率で交換
26 アップグレードポイントから
ANA SKY コインへの交換
27 IHG・ANA・ホテルズ
グループジャパンでの優待
×
28 Financial Pass Visaデビットカード
ATMの出金手数料無料
29 オリジナルネームタグ × ×
30 ネームタグ・バゲージタグ × × *5
31 ANA SUITE LOUNGE」ご利用券 × *6 ×
32 7つのコースから選べる特典 × ×
33 プレミアムメンバー限定
ANAセレクション
34 ライフスタイルマガジン ×
35 ダイアリー・カレンダーのプレゼント ×


プレミアムメンバー特典は数にして30個以上もあるんですね。ダイヤモンドのみの特典などもありますが、プラチナだけでも30個近くの特典があります。番号29以降はANAからの「とっておきの贈り物」ですね。

 

事前プレミアムメンバー特典のうち、事前プラチナ特典を大きくまとめると、この2点でしょうか。

①アップグレードポイントがもらえない

②フライトボーナスマイルが5%少ない

 

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①のアップグレードポイントがもらえないため、座席のアップグレードができませんが、②のボーナスマイルは90%か95%かの違いだけ。つまり、3月中に50000PPを獲得すると、ほとんど本プラチナと同じ特典を約2年受けられるということです。

逆に最も遅い12月末に修行を終わらせると、1月からのプラチナ資格になるので、事前プラチナ+本プラチナの期間は1年3ヵ月。9ヵ月の違いは大きいですね。3月までに修行を終わらせようとする方の気持ちがよくわかりました。

 

ところで、19の特典の香港国際空港は、まさしく2017年最初の修行目的地ではないですか!唯一の海外空港で使えるプラチナ特典がまだ利用できないなんてもったいない。。。

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事前プラチナに早く到達したときの私のメリット

事前プラチナ資格を早く獲得するメリットはよくわかりました。でも、私にその資格(特典)を活用できないと、実はメリットでもなんでもありませんよね。ということで、事前プラチナを私が活かせるかを考えてみました。

 

そもそも、ANAがなぜプレミアムメンバーを設定しているのか?それは自社の飛行機にたくさん乗ってもらいたいからだと思います。つまり、飛行機に多く乗る人には、事前プラチナはそれだけメリットが大きいです。逆に、乗る機会が少ない人にはメリットは限定的ということになります。じゃあその限定的なメリットって私にとってはどうなの?

 

私の飛行機に関係するような環境はこんな感じです。

①仕事で飛行機に乗ることは少ない。(あっても国内か東南アジア)

②子供が小さく、飛行機を使って行ける旅行は、多くて年に2、3回。

③単独でも海外旅行に行かせてもらえるが、それでも年に1、2回が限度(自主規制)。

セントレア拠点空港

⑤子供が3人いて、SFCは2枚保持する予定。

⑥当面は陸マイラーを頑張る。

 

まず①仕事では飛行機に乗らないので、SFCの活躍の場は②③の旅行になります。④セントレア拠点空港なので、羽田/成田のサービスは使えないですね。

⑤について、ANA公式サイトには、同行者はこのように規定されています。

(Q)【国内・国際線】【マイレージANAラウンジに子供と一緒に入室できますか。何歳から同行者の人数に含まれますか。
(A)ANAラウンジでは年齢制限なく、お子様もご一緒に入室可能です。
国内線ラウンジでは3歳未満のお子様、国際線ラウンジでは2歳未満のお子様は、ラウンジ利用のご同行者としての数には含みません。

 

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はう。。。家族旅行の場合、わが子1人だけラウンジに入ることはできません。すでにその時点でほぼアウトなのですが、国内線だと3歳直前まで、国際線でも2歳直前までラウンジに入れるので、その歳になるまではSFC家族旅行で使えると自分に言い聞かせていくしかないですね。

 

 ⑥については、②家族旅行や③単独旅行につながります。特に、私の家族はダイビングを含め、南国リゾートに興味がないんですよね。ということでダイビングへ行くときは国内でも海外でももっぱらソロ活動です。ソロ活動のときに、5プレミアムエコノミーへの変更を体験したいと思います。

 

 

ダイバーにとって「手荷物許容量の優待」の特典は重要

ここで、ダイバーとして手荷物許容量の優待というのに興味を持ちました。まずは、通常の運賃内で収まる、無料の手荷物許容量とはどんなルールか、確認していきましょう。国内線と国際線でルールが異なります。そして、赤字がSFCの特典である「手荷物許容量の優待」です。

国内線

国内線予約クラス条件
サイズ 共通 3辺の合計203cm以内
重さ プレミアムクラス 40kg +20kg
普通席 20kg +20kg
個数 共通 制限なし

 

国際線

国際線予約クラス条件
サイズ 共通 3辺の合計158cm以内
重さ ファースト 32kg
ビジネス 32kg
エコノミー 23kg
個数 ファースト 3個 +1個
ビジネス 2個 +1個
エコノミー 2個 +1個

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まず驚いたのは、国内線は数が優先に対して、国際線は数が重要なんですね。そして、どちらもサイズは予約クラス関係ないのですが、国内線のほうが緩い。ますます不思議です。

 

SFCの特典については、国内線は重量許容量が増え、使いやすくなりますが、国際線で3個以上持って搭乗する方ってどれくらいいるのでしょうか。また、搭乗はよくても、出発空港までと到着空港以降の交通手段を確保しておかないと、3つ以上のスーツケースをもって歩くのは至難の業ですね。

 

続いて、無料の手荷物許容量を超えたとき、超過手荷物料金はどれくらいかかるのでしょうか。これも国内線と国際線で異なります。

国内線

超過重量(1kg未満は切り捨て)1~10kg11~20kg21~30kg以降10kg毎
全国一律(一部路線*を除く) 2,500円 3,500円 4,500円 +1,000円
一部路線* 1,500円 2,500円 3,500円 +1,000円

 

国際線

国際線はエリアごとに決まっています。日本国内線を使う場合も、国際線航空券を購入した場合は、国際線扱いです。

 〇エリア1 北米、中南米、ハワイ
 〇エリア2 欧州、アフリカ、中東
 〇エリア3 アジア(日本含む)、オセアニア

 ◆個数が超過する場合の料金

 上記エリア内の区間日本国内区間を除く、上記エリア内の区間日本国内区間
例)アメリカ⇔日本 例)日本⇔タイ
(*2)(*3)(*4)
(*1)(*2)
重量超過
23kg超~32kg以下
6,000円 6,000円 1,000円
USD60 USD60
CAD60 CAD60
EUR45 EUR45
重量超過
32kg超~45kg以下(*3)
20,000円 20,000円 5,000円
USD200 USD200
CAD200 CAD200
EUR150 EUR150
サイズ超過158cm超
~292cm以下(*3)
20,000円 20,000円 5,000円
USD200 USD200
CAD200 CAD200
EUR150 EUR150


 ◆重量・サイズが超過する場合の料金(1個あたり)
  

 上記エリアをまたぐ区間上記エリア内の区間日本国内区間
例)アメリカ⇔日本 例)日本⇔タイ
(*2)(*3)(*4)
(*1)(*2)
受託手荷物
3個目~
20,000円 10,000円 5,000円
USD200 USD100
CAD200 CAD100
EUR150 EUR75


  

さて、ここでダイバー目線で考えます。マイ器材を現地へ持っていくダイバーにとって、飛行機の一番の鬼門は「預け荷物の重量オーバー」です。しかも、行きではなく帰りの。もちろん、ダイバー特有の話ですので、お土産が原因ではないです。

 

じゃあなにか。それは、帰りの器材(特にウエットスーツ)にしみ込んだ水による重量増加です。ダイビングは気圧の問題で搭乗する前日までしか潜れないのですが、それでもウエットスーツにしみ込んだ水分はなかなか抜けきらず、少ないときで2kg、多いときで5kgくらい増えてしまいます。乾季ならまだしも、雨季は最悪です。

ちなみに、水を含まない状態でダイビング器材は10kg程度。それが15kgになってしまうと、手荷物許容量に抑えるのは至難の業。

国際線の手荷物は残念ながら重量を増やすことができませんが、ウエットスーツだけ別に包めば1個当たり23kgに収まるので問題なしです。SFCを持っていれば、3個預けられるので、気持ちにも余裕が出てきます。

さて、一番の問題は国内線。沖縄へダイビング行く方は多いのですが、どのダイバーもみんな、手荷物の重量オーバーに悩まされています。20kgから1kgオーバーすると2500円余分にかかります。往復だと5000円。年間3回ダイビングへ行くと15000円。あら、SFCの年会費を超えてしまいました。

ちなみに、私は一眼を持って潜るので、預け荷物と手荷物を合わせると40kgくらいになります。ですので、20kgに抑えるのはほぼ無理。ということで、沖縄でダイビングをするときは自宅から往復宅急便で送っていました。これが無料になるのは結構大きいですね!

 

まとめ

今回はダイバー目線でSFCの特典について考えてみました。南国リゾートへ潜りに行きたいダイバーなら、少しでも早くSFCを獲得できるといいですね。もちろん、それ以外にプレミアムエコノミーへのグレードアップなど、メリットが盛りだくさん。ますます、早くSFCを取りたい気持ちに傾いてきました。

 

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*1:マイルまたはアップグレードポイントでのご利用のみ

*2:SUITE LOUNGE

*3:ご搭乗当日、2倍の必要ポイント数で対象クラス拡大

*4:「プレミアムエコノミー」チェックインカウンターのみ

*5:150,000プレミアムポイント到達時

*6:80,000プレミアムポイント到達時